トクする不動産って？

結局みんな、おトクが好き…だけど。

世の中には様々なサービスがあって、そしてその中から一つを選ぶ場合は比較をしたり、口コミを調べてみたり、時に友達や知り合いに聞いてみたり。人それぞれ、色んな形でサービスを選択します。

不動産も同じで、お部屋探しの場合は「たくさんの不動産、よい接客、おトクな条件」を求めることでしょう。しかしながら、この3つに当てはまることは中々難しいのも現状です。たくさんの不動産と言っても何万件もチェックするわけにはいかず、接客品質を満たす営業マンも少なく、そしておトクな条件と言えば仲介手数料無料の繰り返し。結局のところ、おトクを求めたはずが期待外れだったということも少なくありません。

ちゃんとしたおトクって？

１、たくさんの不動産ではなくとも、自分に最適な一件があればOK。
２、明るく礼儀正しく、クライアントに提案を欠かさない営業。
３、住まう期間やライフスタイルに合わせたオーダーメイドな条件。

こんなイメージでしょうか。１に関してはとにかくたくさんの物件との比較…が主流になっている世の中ですが、ただただひたすら探す作業は中々大変です。もちろん探す楽しみはあるものの、結局問い合わせてみたら決まっていたり。素早く確実な1件を提案される嬉しさは中々出会うことが出来ません。

２は１の状態から店舗に行ってみたら10件位物件資料出されて、「どれ見に行きますか？」と詳細も何も分からないまま内見を勧められたりすることもしばしば。（3件内見行けば1時間以上掛かるので、地味に時間を浪費します）しっかりした挨拶に受け答え、それに「こうしてみませんか？」の提案があるだけで部屋選びが格段に楽しくなります。

最後に、完全な盲点なのが契約期間。「賃貸借の契約期間は2年」と世の中にも浸透していますが、この期間は相談することも出来ます。例えば3年契約、時に半年契約など。長期契約にして賃料を減額したり、短期契約にして賃料を少し引き上げて好みの住居を手に入れたり。巷でありふれた賃料交渉はただのお願いという現実に対して、こういった形で長期割などを依頼することも本当は可能なのです。
※短期は住居の建て替えや出張などの一時滞在などでニーズがあります。
※交渉はオーナーの考えによって当然ながら良し悪し分かれます。

つまり、皆さんが求めるおトクとは皆さんの本当の声を聞かないとご提示することはほぼ不可能であるということです。また、それを受け止められる営業マンも本当に少ないのも現状です。よく「友達だから大丈夫、友達だからおトク」という方もいらっしゃいますが、友達もまずまずドライなケースもあるのでいくばくかの注意は必要であったりもします。